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玉手恋(たまて れん)  
 指先の感覚が人よりも数倍優れている特殊能力を持つ少女。この能力を活かして、野球で投手をしており、回転軸や回転数を自在に操る、どこに曲がるか分からない不思議な球を投げる。編み物や折り紙など手先の細かい作業が好きで、黙々と一人でこなす。一方誰かとコミュニケーションをとることが極端に苦手で、本人もそれにコンプレックスを抱いている。
2026/06/18(木) 22:02 No.7 EDIT DEL
ポーラ

浦島瞳(うらしま ひとみ)
 玉手のナックルを捕れる唯一の捕手。それ以外の野球技術はからっきしで、打つ・走る・守るどれを取ってもお世辞にもうまいとは言えない。しかし、玉手の存在ゆえにどうしても目立つため、少しでも地味に見えるよう、目は悪くないくせに伊達メガネをしている。また、野球以外の面でも玉手の理解者であり、コミュニケーション下手すぎる玉手を支える保護者的なポジションでもある。
2026/06/20(土) 21:50 No.1 EDIT DEL
ポーラ

玉手「…………」←一生懸命に口を動かしている

浦島「あー……たぶん聞こえないと思うんだけど、これからよろしくお願いしますって言ってるわ」


2026/06/20(土) 22:11 No.2 EDIT DEL
ポーラ

玉手「」ビシュッ!

浦島「いい変化球よ。これなら、一年生でもレギュラー大抜擢あるかも!」


2026/06/22(月) 22:01 No.3 EDIT DEL
ポーラ

――――202X年。ここはとある公立の女子高。

この学校にとある野球少女たちが入学した。

「私たちで憧れの甲子園の土を踏むんだ!」


そんな夢を求めて始まった高校生活……に、いきなり暗雲が立ち込めていた。

浦島「……ねぇ。恋、聞いた?」

玉手「」フルフル

浦島「なんでもうちの学校、来年から第一と第二がくっついて、1つに統合されちゃうらしいわよ」

玉手「!?」

浦島「第一金剛学院の校舎がボロくなったってことで、そのまま統合するんだって」

玉手「」

浦島「うーん……。うちも校舎が若干あまりがちだったから、互いに統合できてよかったのかもしれないけど…ちょっと複雑よね」


2026/06/26(金) 21:58 No.4 EDIT DEL
ポーラ

シオリ・ガルネット・オオクマ(ガルネット志織)
ヒスパニック系アメリカ人の父と、日本人の母を持つハーフ。大きく曲がるスライダーが武器の右腕で、現在の金剛学院のエース。一般的な公立高校のエースらしく、3番打者も務める。フィジカルが強く、そもそもスポーツ全般が得意で、両親が野球好きなところから自然と野球にのめり込むことになった。ところが良くも悪くも公立高校のエースであり、強豪校などの肩書きが強い高校には精神的に追い込まれて打ち込まれるケースが目立つ。
2026/06/27(土) 22:56 No.5 EDIT DEL
ポーラ
その日、オオクマは荒れていた。

オオクマ「ふっざけんな……!!!」

誰もいない静かなブルペンで、彼女は思いっきり叫びながらボールを放った。

オオクマ「…第一金剛と統合だと……? 私たち野球部はどうなるってんだよ……!!」

オオクマ「金剛のエースは私だ……!! 2年生でこの座をつかんだ……!! 絶対に誰にもやらない……!! たとえ第一の奴だろうと…新入生だろうと……!!」

2026/06/28(日) 21:26 No.6 EDIT DEL
ポーラ
オオクマ「ねぇ!」

玉手「」ビクッ

オオクマ「今度第一金剛が練習試合を組むって監督が言ってたわ。向こうの連中がどんなものか見てやりましょ」

玉手「」首を縦に振る
2026/06/30(火) 21:54 No.7 EDIT DEL
ポーラ

オオクマ「へぇ~あれが第一金剛のエースかぁ……」

玉手「」ジーッ

オオクマ「典型的なカーブピッチャーって感じね。結構変化量も大きそう」

玉手「」ジーッ

オオクマ「おっ!? チェンジアップも投げられるのか……。結構スペック良い感じね」

玉手「」ジーッ

オオクマ「あんた…すごい集中して見てるわね……」


2026/07/01(水) 20:44 No.8 EDIT DEL
ポーラ


浦島「うそ!? 玉手が、私以外の人と一緒に出かけたの!? で、どうだったの……!?」

玉手「」

浦島「って…なんだ、視察か……。あんた、オオクマ先輩と一緒に行ったってことよりも、単に第一金剛にどんな選手がいるかっていう確かめをしただけでしょ……」

玉手「」

浦島「せっかく他の友だちを作るチャンスだって思ったのに……」

玉手「」

浦島「あーごめんごめん。玉手の奥手具合いは私が一番よく知ってるから、そんな無理には言わないよ。ほら、さっさと練習行くよ!!」
2026/07/04(土) 22:37 No.9 EDIT DEL
ポーラ
玉手「」カキカキ

浦島「何やってるの、玉手?」

玉手「」カキカキ

浦島「あぁ、第一金剛の選手についてのメモ? 研究熱心じゃん」

??「あぁっ!! いいなぁー、玉手、私たちにもそれほしい!」

??「向こうの守備ってどうだった?」

玉手「」フルフル

浦島「それなりによかった。って感じ?」
2026/07/07(火) 21:43 No.10 EDIT DEL
ポーラ

亀山三花(かめやま みか)/亀山六花(かめやま りっか)

双子で二遊間を守っている高校1年生。玉手や浦島とは小学生の頃からの幼馴染で、玉手の奥手具合いをよく知っているし、その件については浦島のことを信頼している。

一卵性双生児のため、周りからよく間違われるので、後ろ髪のメッシュの色を変えるという荒業で解消している。それぐらい二人とも好みも性格もよく似ている。

ちなみに三花がセカンド、六花がショートである。が、実は逆でもいける。

2026/07/11(土) 22:16 No.11 EDIT DEL
ポーラ
三花六花の二遊間のコンビネーションは抜群で、特にナックルボーラーであり打たせて取ることも多い玉手にとっては、二遊間が非常に強固なのは助かるほかない。

特に2人が練習しているのは、グラブトスからの連携プレイである。

昔プロで見て憧れているのだとか――――
2026/07/14(火) 21:32 No.12 EDIT DEL
ポーラ
鞍馬琥珀(くらま こはく)

俊足とパワーを兼ね備えた中堅手。スポーツ万能タイプで、自他ともに認める「球技の天才」と言える少女だった。

しかし、玉手のピッチングに完全に押し負けて態度を変える。
2026/07/18(土) 22:30 No.13 EDIT DEL
ポーラ

はっきり言おう。私は球技の天才だ。

サッカーでは、キャプテンを差し置いてハットトリックを決めた。

バレーでは、本職のアタッカーより高く跳んで、アタックを決めた。

バスケットでは、誰よりも遠くからスリーポイントを正確に打てた。

私はボールを使う競技が大好きで――大得意だ。

そう―――思っていた。

玉手「」ビシュッ

鞍馬「な……っ!?」

しかし、玉手のボールはかすることすらできなかった。


2026/07/18(土) 22:49 No.14 EDIT DEL
ポーラ

野球が他の球技と異なる点は、試合が時間によって経過していくのではなく、個人のプレーの積み重ねにあるという点だ。

投手が投げた球を打者が打ち返す、それが成功(フェア)になるか失敗(アウト)になるか…それの積み重ねに過ぎない。

だから私は、野球を『最強の打者になれば負けないスポーツ』だと思い、打者として野球を始めた。

しかし目の前にいたのだ―――最強の投手が。

今までやってきた他の球技ではいなかった―――自身を抑える最強の投手が目の前に現れた。

その瞬間、私は野球を3年間で極める決意を固めた。
2026/07/19(日) 22:11 No.15 EDIT DEL
ポーラ

グワキイィィィィィィィンッ!!

一方で、現在エースを名乗っている彼女の球は、至って平凡で簡単にフェンスを越えることができた。

オオクマ「な…なんでよ?!?」

鞍馬「はっきり言うよ。あんたと玉手じゃ、何もかも違うんだよ…」

オオクマ「何を……! 玉手……!! 私と勝負しなさい!!」

玉手「」←とても驚いている。
2026/07/20(月) 22:08 No.16 EDIT DEL
ポーラ

浦島「勝負を申し込まれたんだ……。でも、投手同士でとうやって対決するつもりなんだろ……?」

玉手「」

浦島「今度の練習試合の成績で決める? そうなんだ」


浦島「じゃ、オオクマ先輩をぎゃふんと言わせる作戦会議しますか」


2026/07/23(木) 21:50 No.17 EDIT DEL
ポーラ

練習試合は茂武高校と。

地方大会で1回戦に勝てるか勝てないかレベルの学校である。

初回から3回まではオオクマのピッチング。

オオクマ「ふぅ……。3回を投げて3奪三振、1失点、四死球は1……。まぁまぁじゃない」

鞍馬「そうだね。確かにいいピッチングだった」

玉手「」

鞍馬「でも……たぶんアイツはもっとやるよ」
2026/07/25(土) 21:42 No.18 EDIT DEL
ポーラ

同じく3回を投げた玉手。3回を6奪三振、無四球、無安打。

圧倒的に玉手の方が上だった。

オオクマ「……くっ……!!!」

オオクマは悔しそうに地団駄を踏んだ。

しかし、彼女のピッチングをベンチで見ていながら、どこか彼女の凄さを分かったような気がした。

オオクマ「あんたの球……ほぼ全部ナックルじゃない。そんな変則ピッチャー…初見で打てるチームがあるわけないわ」

オオクマ「……いや、ただのナックルじゃないのよね。絶妙にバッターが困るコースに揺れて落ちるんだもの。“狙って投げられるナックル”ってことよね」

オオクマ「もしかしてあんた、とんでもないピッチャーなのかもしれないわね」


2026/07/26(日) 21:49 No.19 EDIT DEL
ポーラ

玉手「」

※ナックルは爪を使ってボールを押し出す方法で投げるため、爪の手入れが欠かせない。そこに指の繊細な力を加えてボールの回転をコントロールするため、指の先の感覚を研ぎ澄ませている。

浦島「ってのはちゃんとセリフとして言わないと何をやってるか分からないわよ」

玉手「」
2026/07/27(月) 21:57 No.20 EDIT DEL
ポーラ

鞍馬「あのボールって、どっちが投げるコースとかを決めてるんだ?」

浦島「基本的に玉手の方よ」

鞍馬「ってことは、浦島は基本的に初見で全部あのぐにゃぐにゃしたナックルを捕ってるってことか?」

浦島「うん…まぁね」

鞍馬「すっげぇじゃん。動体視力が良いんだな。それなのに―――」


鞍馬「なーんでバッターボックスに立つと当たんないんだろうな」」

浦島「うるさい!」
2026/08/03(月) 22:06 No.21 EDIT DEL
ポーラ

オオクマ「ノック行くわよ!! ほい!!」

浦島(平凡なキャッチャーフライ!! 落下地点を見極めてしっかりと捕れば…!!)

浦島「あ…」ポス…

鞍馬(いつも捕ってるボールの方が何倍もムズいだろうに、なんであんな平凡なフライが取れないんだろ…)

浦島「くー!! もう1回!!」
2026/08/04(火) 22:37 No.22 EDIT DEL
ポーラ

玉手「」

浦島「えっ!? 夏だから海に行きたいって…!? どうしたの突然……青春したくなっちゃったの!?」

玉手「」

浦島「……なーんだ……砂浜でトレーニングしたかっただけか……聞いて損した」

浦島「…でも、せっかくだし、海で“青春”しない?」


2026/08/08(土) 22:06 No.23 EDIT DEL
ポーラ

浦島「ん…まぁ……あまりにも水着に色気が無いってのは置いておくとして……マジで砂浜ダッシュするつもりなの?」

浦島「こんな暑さでやったらタヒんじゃうわよ……」
2026/08/09(日) 22:45 No.24 EDIT DEL
ポーラ

浦島「ねぇせっかくなんだし、ちょっとぐらい遊びましょうよ」

浦島「負けた方がジュースおごりで、ビーチバレーなんてどうよ?」

この掲示板はこれぐらいの水着ならセーフですか……? ダメなら消します……。
2026/08/10(月) 22:05 No.25 EDIT DEL
ポーラ

実はバッティングもそれなりに優秀な玉手。

鞍馬「ちゃんとバッティンググローブはめてるんだね」

玉手「」

鞍馬「……やっぱピッチングに影響あるから?」

玉手「」コクコク

鞍馬(正解みたいね)
2026/08/12(水) 22:05 No.26 EDIT DEL
ポーラ

山田薫(やまだ かおる)

2年生のサード。打つのも守るのも無難にこなす。


2026/08/13(木) 23:03 No.27 EDIT DEL
ポーラ

鈴木心(すずき こころ)

本を読むことと野球が好きな、オタクと球児の二刀流。野球を好きになったきっかけは野球漫画。


2026/08/14(金) 22:05 No.28 EDIT DEL